johnnyGameStudio’s blog

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認定スクラムマスターを取得

認定スクラムマスターを取得

題名の通り
認定スクラムマスターになるには研修に参加する必要がある
研修費用は個人だとかなり高額なので受講する際は会社と交渉するべき f:id:johnnygamestudio:20190613220013p:plain

スクラムマスター研修

会場は神谷町のオフィスビルだった
参加した人数は全部で60人ほどで6人で1チームになり、基本的にワークショップを行ったりスクラムの詳細な事例などを説明されたりする形で進行し計2日間にわたって行われる
個人的に印象に残ったのは「コンテキストスイッチ」という概念の体感ワークショップ
コンテキストスイッチとは簡単に説明すると、異なるタスクを同時進行した場合タスクの切り替え時に総労力の20%がロスとして発生するというもの
実際に行ったワークショップの例を下記に説明するので是非やってみてほしい

アラビア数字と漢数字とアルファベットを書く

用意するのは1枚のA4用紙とストップウォッチ
そこにアラビア数字、漢数字、アルファベットを書くためのスペースを作るために区切りを書く

その① それぞれ交互に書いていく

アラビア数字、漢数字、アルファベットを画像のように書いていき、10まで書き終わるまでのタイムを計る
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その② 10まで書ききったら次へ移る

アラビア数字、漢数字、アルファベットを画像のように10まで書き終わったら次の文字へ移るように書いていってそのタイムを計る
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結果

やってみればわかるが①でやったやり方だと時間がかなりかかるが②のやり方だとかなり速くなる
個人差はあるが、私の場合はその①は1分かかり、その②だと30秒ほどだった
こんな簡単なタスクでもコンテキストスイッチが発生するということは実際の業務ではさもありなんというである

認定スクラムマスター試験

認定スクラムマスターの試験はWEBブラウザ上で行う
私の場合は研修終了の翌日にメールアドレスへ試験へのリンクが届き、試験を受けることができるようになる
問題は全部で30問あり23問正解すると合格となる
特に会場に出向くなどはないので自宅や職場で受験が可能
難易度はそこまで高くないが研修でのスクラムへの理解度が試されるような問題となっており、研修で行った内容がそのままテストに出るようなことはない
制限時間などはなく、ggり放題なのだがggっても特に正解が出てくるような問題でもなかったりするので注意が必要
研修だけでなく、自分で本を読んだりしてある程度勉強していればたぶん落ちることはないと思われる
(と言っているが私の点数は24点だった。ギリギリ)

総評

研修自体はかなり楽しかった
ほかの業界の開発者と色々話せたのも良い経験になった
スクラム開発に興味がある人は受講をお勧めする
現在、新しいチームでスクラム開発を初めていこうとしているところなので組織全体へ波及できるようにしっかり成果を出していかなくてはならない

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緑のトレーナー着ているのが私